9時台後半は、
現在、岡山シティミュージアムで開催中の
「第41回 岡山戦災の記録と写真展
空襲はいかにして行われたか
1941-1945」について、
岡山空襲展示室の猪原千恵さんに
スタジオで解説していただきました。
今年は、米軍資料研究の第一人者
工藤洋三さんの監修のもと、
岡山空襲を含む空襲が、
いかにして行われたのかを、
当時の記録や資料とともに紹介しています。
このチラシの裏にものっている、
倉橋英男さんの「ひまと飛行機雲」の、
綺麗な青空に伸びている白い雲は、
B29の飛行機雲です。
こんなに穏やかな風景と、
多くの人の命を奪った空襲が一致しません。
日常というのは、急に破られるものなのですね。
タイトルの「ひま」は、
当時、栽培されていた植物で、
飛行機の潤滑油を作るために、
子どもたちも育てていたそうです。
毎年、猪原さんにはお世話になっているのですが、
お会いするたびに、
戦争の新しい情報を教えてくれます。
まだまだ語られていないことがあるんでしょうね。
二度と戦争をしてはいけない。
一人でも多くの人に見てほしい展示です。